はじめに

レンタルサーバーについて

 ホームページを開設するには、無料/有料を問わず、レンタルサーバーを借りなければなりません。
 インターネットで「レンタルサーバー」を検索すると、数多くのレンタルサーバー会社やその比較サイトが表示されます。しかし、どのレンタルサーバーサービスが自分に合っているのかを判断することができません。何を基準として判断してよいのかさえ分からないというのが現状だと思います。私は、初めてレンタルサーバーを借りたとき、どうしてよいのか分からず、レンタルサーバー会社の選択に大変迷いました。
 レンタルサーバーの比較や選び方を記載したサイトを閲覧しましたが、特定のサーバーの紹介であったり、とても個人では借りることができない料金の高いレンタルサーバーを推薦していたりと、選択するために有用な情報を掲載したサイトが少ないというのが現状です。
 このような自分自身の経験から、迷うことなく自分に合ったレンタルサーバーサービスを選択できるように、このサイトを立ち上げました。
 レンタルサーバーは大きく次の3つに分けられます。
 ◆ 専用サーバー
 ◆ 仮想専用サーバー
 ◆ 共用サーバー
 専用サーバーは、1台のサーバーを1人で専用で利用するもので、利用料金が高額です。
 仮想専用サーバーは、1台のサーバーを複数の人が共用で借りて利用しますが、仮想的にOSが別になっており、料金は専用サーバーよりも安価に借りることができますが、個人で借りるには、まだまだ高いです。
 共用サーバーは、他人とサーバーを共用する、すなわち複数の人が1台のサーバーを一緒に借りるというものです。料金設定上、個人で借りる場合は、これで十分です。共用であるがゆえに、1人でもヘビーな使い方(使用するネットワーク容量が多い)をすると、他の共用利用者に迷惑がかかります。誰と共用(同居)するのか、借りる側で決めることができないため、レンタルサーバー会社側で、サーバーの利用状況を監視することで利用制限をかけています。
 このサイトでは、格安(又は無料)で借りることができる共用サーバーを対象に、レンタルサーバーの選び方や、推奨するレンタルサーバーサービスについて紹介します。
 特に有料のレンタルサーバーに対しては、月額500円以下の低価格(格安)で借りることができるレンタルサーバーサービスに限定し、その特徴とどのような利用に適するのかを掲載します。
 利用者がレンタルサーバーを使う場合の利用条件の一例を、以下に示します。
 ◆ 安心して利用できる最も安いレンタルサーバーを選びたい
 ◆ PHPが使える最も安いレンタルサーバーを選びたい
 ◆ おしゃれなドメインが使えるレンタルサーバーを選びたい
 ◆ 安くて容量が大きいレンタルサーバーを選びたい
 ◆ 多くのドメインを一つのサーバーで使えるレンタルサーバーを選びたい

 利用条件の優先度によって、選択するレンタルサーバーは異なります。
 このサイトの記事を読むことで、自分の条件に最も適したレンタルサーバーを選定できます。
 紹介するレンタルサーバーの選び方基準を参考に、自分の利用条件をしっかりと持ち、それに最も適用するレンタルサーバーを選択してください。

ドメインについて

 ホームページを開設する場合、無料/有料のレンタルサーバーを問わず、ドメインを決めなければなりません。
 特に、独自ドメインでホームページを開設するには、ドメイン登録(代行)業者を通じて、ドメインを取得する必要があります。
 ここでは、ドメインとはどういうものなのか、独自ドメイン取得のメリット/デメリットについて説明するとともに、お勧めのドメイン登録業者を紹介します。

レンタルサーバー体験談

はじめに

 私は、自作ソフトウェアを無料で公開するためにホームページを開設しようと考え、これまでいくつかレンタルサーバーを借りました。
 ここでは、私が実際にレンタルサーバーを借りた体験を中心に、レンタルサーバーの借り方やドメイン取得について紹介します。

無料のレンタルサーバー

 初めてレンタルサーバーを借りる場合、どのサーバーを借りてよいのか分からないものです。また、これまでサーバーにお金を使ったことがないため、いきなり有料のレンタルサーバーを借りることに抵抗があるものです。
 私は、たまたまインターネットにレンタルサーバーの申し込みとホームページ開設までの手順がわかり易く説明したホームページを見て、そこに載っていたレンタルサーバー会社の無料レンタルサービスに申し込みました。
 申し込みとホームページ開設は簡単にでき、直ぐに「Hellow」という文字をネット上に公開することができました。
 無料のレンタルサーバーで利用できるホームページアドレスは、その会社が保有しているドメインのサブドメインを使うことになります。サブドメインは、利用者が自由に(ただし、そのドメイン内で早いもの勝ちであるが)付けることができ、レンタルサーバーを申し込むときに最初に決めなければなりせん。
 ここで、ドメインについて簡単に説明します。
 ドメインとは、インターネット上の住所のことで、URL「http://www.○○.jp」の「○○.jp」のことをいいます。ちなみに、URL「http://www.△△.○○.jp」の場合、「△△.○○.jp」をサブドメインと呼びます。レンタルサーバー業者でサーバーを借りる場合、無料/有料を問わず(専用サーバーの場合は別)、サブドメインが割り当てられ、利用者は、サブドメインの「△△」の名前を自由に付けて使用することになります。

 一般に、無料レンタルサーバーの特徴は、次のとおりです。
 ■ 広告が表示される。
 ■ メール機能はない。

 無料レンタルサーバーでは、作成したホームページ上に、自動的に広告が掲載されるため、利用者は無料でサーバーを借りることができます。
 この広告には、「整形美容」広告、「包茎手術」広告など、自分のホームページのテーマと関係のない様々な広告が、自分の意思とは関係なく常に表示されます。
 このため、無料レンタルサーバーは、ホームページ作成について勉強する場と割り切って利用するにはよいのですが、レンタルサーバーを借りる目的が「自分のホームページを広くみんなに見てもらいたい」ということであれば、無料レンタルサーバーを借りるよりも、自分で自由に表示画面を作ることができることから、有料レンタルサーバーを借りることを推奨します。
 私は、ホームページ作成の基礎を自習するために、しばらく無料レンタルサーバーを利用しました。
 しかし、ホームページの内容と関係の無い広告が表示されると、ホームページ利用者に誤解を招く恐れがあるため、ホームーページ作成の基礎が分かると、早々に広告が表示されない無料レンタルサーバーを探し、レンタルサーバーFC2にホームページを切り替えました。

広告のない無料レンタルサーバーFC2

 FC2は、無料で大容量(1Gバイト)を借りることができ、広告が自分のホームページの最後に「Powered by FC2」と1行だけ表示するレンタルサーバーです。FTPソフ(ホームページに作成したページを転送するソフト)が使いこなせなくても、ファイルのアップロードがブラウザ上で簡単にできるため、ホームページを簡単に公開することができます。しかし、しばらく使ってみると、FC2は1ファイルの容量に制限があることが分かりました。すなわち、自作ソフトウェア等の容量の大きいファイルを利用する(公開する)ことができないということが判明しました。
 無料レンタルサーバーFC2は、次のような人が利用する場合に向いています。
 ◆ 無料で、広告の無いホームページを公開したい。
 ◆ 1ファイルあたりの容量は大きくない。(1ファイル500kバイト以内?)

 ちなみにFC2には、次の特徴を持つ月額300円の有料版サービスがあります。
 ◆ 広告が全く表示されない。(1行広告もない)
 ◆ 容量10Gバイト使用できる。
 ◆ 1ファイルあたりの容量制限がない。
 ◆ ただし、独自ドメイン利用と、メールサービスはない。

 独自ドメインは使えませんが、無料でホームページを作りたい人にはFC2は、お勧めのレンタルサーバーです。

有料のレンタルサーバー

 これまでは、無料のレンタルサーバーについて記載しましたが、個人でホームページを持つ場合は、やはり、次のことができる有料レンタルサーバーを選択することが望ましいといえます。
 ◆ 広告が表示されない。
 ◆ メールアドレスが持てる。
 ◆ 独自ドメインが使える。
 ◆ 無料サーバーに比べ、容量が多い。

 また、長期に渡ってホームページを持つのなら、有料レンタルサーバーに加えて、ぜひ、独自ドメインを取得することを推奨します。
 このようなことから、私は独自ドメインが使える有料のレンタルサーバーに切り替えました。

独自ドメインの取得

 途中から独自ドメインのホームページに切替るという作業は(引越しという)結構大変でした。この大変さ故に、長期的ホームページを開設する場合は、ドメイン取得費(維持費)がかかっても、はじめから独自ドメインでホームページを公開することを勧めます。
 「.com」が付くドメインの年間費用は、1000円もかかりません。
 ドメイン取得は、ドメイン登録(代行)業者に申し込むことで簡単に取得できます。
 ドメイン取得に関する情報は、「ドメイン取得方法」を参照してください。

個人で借る低価格(有料)レンタルサーバー比較

 有料レンタルサーバーを借りようと決意し、実際に有料レンタルサーバーの無料試用期間等を活用し調べた結果、個人が安価に借りることができるレンタルサーバーサービスを以下に示します。詳しくは、ちょっと下の方に載っています。

 ■ ロリポップ
   月額263円、初期費用1575円、容量30G、メール可、
   サブドメイン可。MySQL可。
 ■ さくらレンタルサーバー(ライトプラン)
   月額125円、初期費用1000円、容量5G、メール可、
   サブドメイン可。MySQL不可。
 ■ さくらレンタルサーバー(スタンダード)
   月額500円、初期費用1000円、容量3G、メール可、
   サブドメイン可。MySQL可。
 ■ ハッスルサーバー
   月額208円、初期費用1000円、容量3G、メール可、
   サブドメイン可。MySQL可
 ■ ミニバード
   月額263円、初期費用1575円、容量30G、メール可、
   マルチドメイン50件。サブドメイン可。MySQL可、FTPアカウント(ドメイン毎設定可)
   欠点は、メーリングリストが作れないこと。

サーバーの選び方

レンタルサーバーの選び方基準

 個人でレンタルサーバーを選ぶには、次の基準が挙げられます。この基準は、私が実際にレンタルサーバー会社を選択した基準でもあります。
 1.価格(料金設定)
 2.容量
 3.マルチドメイン
 4.転送制限容量
 5.PHPやCGI、データベースの利用可否(利用できるか、できないか)
 6.トラブル状況

 それぞれの具体内容は、次のとおりです。
 【1.価格】
 初めてレンタルサーバーを借りる場合は、初期設定費用と月額(年額)維持費用をレンタルサーバー会社に支払わなければなりません。初期設定費用は、レンタルサーバー会社のそのサービスを使う最初に支払う費用で、1度だけ支払う費用です。ただし、同じ会社のサーバーでもサービス内容が違えば、初期設定費用は違うサービスを受ける場合に発生します。同じレンタルサーバーを長期間使用する場合は、「維持費用>初期設定費用」となるため、初期設定費用は、レンタルサーバーを選択する上で、あまり重要な要素(基準)ではありません。しかし、短期間、例えば1年だけ利用するという場合は、初期設定費用と維持費用の合計を考慮する必要があります。
 レンタルサーバー会社のドメインを使い、広告付きのホームページを選択する場合は、ほとんどが初期設定費用と維持費用ともに無料です。しかし、広告が表示されない場合は、初期設定費用と維持費用が発生します。これはレンタルサーバー会社のドメインでも自分の独自ドメインを使う場合でも等しく費用が発生します。
 このため広告無しのホームページを開設する場合は、独自ドメインでも、レンタルサーバー会社のドメインを使用しても、レンタルサーバー費用は同じなので、できれば自分の独自ドメインを使った方が良いといえます。他のページに掲載しているように、独自ドメインでホームページを開設するメリットは大きいです。
 低価格レンタルサーバーの場合、初期設定費用は概ね1,000円程度です。
 維持費用は、月額100円程度〜500円程度です。ただし、維持費用の契約月は、月単位契約の会社と年単位契約の会社とがあるため、レンタル期間に気をつける必要があります。

 【2.容量】
 ホームページに必要な容量は表示したいコンテンツの容量で、容量が多いほど扱うことができるページや画像が多いということになります。
 よって、写真や動画等の比較的重いコンテンツを持つホームページ等を開設する場合は、サーバー容量に注意が必要です。しかし、通常は、概ね200Mbyte程度あればホームページ用として十分といえます。
 レンタルサーバーによっては、複数のサブドメインを持ったり、複数のドメインをひとつのサーバー容量で管理するマルチドメインというサービスがあります。複数のドメインを1つのレンタルサーバーのサービスでまかなう場合、レンタルサーバー選択する基準のひとつとして容量を重視する必要があります。

 【3.マルチドメイン】
 マルチドメインとは、借りたサーバーで、複数のドメインを扱うことができるというもので、レンタルサーバーのサービスによって、利用可能なマルチドメイン数が規定されています。
 複数のドメインサイトを運用する場合、マルチドメインサービスは、ドメインごとにサーバーを借りる必要がなく便利です。通常設定するドメインは、1つの独自ドメインに対して、例えば、「www.○○○.com」と「○○○.com」という「www.」を付けたものと、「www.」を付けない2種類のドメインを設定するため、設定できるドメイン数に注意が必要です。
 マルチドメイン数は、できるだけ多い方が後々便利です。

 【4.転送制限容量】
 レンタルサーバーサービスによっては、転送する容量を開示している場合があります。通常、1つのサーバーを複数の人で共有(1台のサーバーを数百人又は数十人で使用)しているため、他の人に迷惑をかけないように転用制限容量を規定しています。
 1つのサーバーが一度に利用できる回線容量は決まっているため、借りたサーバーによっては、同じサーバーにヘビーユーザ(めちゃくちゃアクセスの多いホームページを運用しているサイト)が同居している場合、その他のサイトを利用しようとしても、つながらない又は遅いということが起きます。こういうことが無い様に、レンタルサーバー会社側で転送容量を監視しています。
 転送容量を規定しているということは、遅延しないという理由にもなるため、転送制限を規定しているレンタルサーバー会社は信用できる会社であるといえます。

 【5.PHPやCGI、データベースの利用可否】
 素人がはじめに作成するホームページは、PHPやCGI、データベース等を使用することはほとんどありませんが、インターネット上で、PHPやCGI、データベースを活用したソフトウェアを作成しようとした場合、レンタルサーバーでこれらを扱うことが出来なければソフトウェアを作成することはできません。PHPやCGIなどを当面(数年間)扱うことが無いと言い切れるならば、これらのサービスの無い安価なレンタルサーバーを借りることが望ましいですが、自分のホームページに掲示板を設置したり、Google Mapを活用したりしようと考えた場合、ぜひ、これらのサービスを有するレンタルサーバーを選んだ方がよいでしょう。

 【6.トラブル状況】
 トラブル状況は、レンタルサーバーのホームページを見ても分かりません。
 これについては、インターネットを色々検索し、ターゲットとなるレンタルサーバーの噂を収集して、自己判断するしかありません。

お勧め有料サーバー

ハッスルサーバー

 ハッスルサーバーは、容量3G、メールアカウント無制限、メーリングリスト無制限で利用できます。
 また、独自ドメイン、MySQLデータベース、 CGI/PHP/SSIが使えます。もちろん、ブログサービスもあります。このサービスで料金は月額208円と格安です。
 ハッスルサーバーのホームページから抜粋した紹介記事を以下に掲載します。

 私が勧めるこのサーバーのセールスポイントは、複数のドメインを1つのサーバで運用できるマルチドメインが可能であること(マルチドメイン数は、削除数もカウントされることが欠点です)、CGI等が利用できることなどです。複数のドメインを1つのサーバーで管理したい人にはお勧めのサーバーです。2つ借りても500円しません。
 ハッスルサーバーの詳細は、こちらから

ロリポップ

  

 ロリポップは、容量30G、メールアカウント無制限、メーリングリストはアドレス5つまで作成でき500件のメールアドレスが登録できます。マルチドメインは50ヶ、サブドメインは1つの独自ドメインに対し300ヶ登録することができます。
 独自ドメインを取得しない人でも、ロリポップは保有しているドメインが多いことが特徴であり、この中から好きなサブドメインを選択できます。もちろん、独自ドメインも使えます。
 MySQLデータベース、 CGI/PHP/SSIが使えるし、ブログサービスもあります。
 ロリポップのホームページから抜粋した記事を以下に掲載します。

 私が勧めるこのサーバーのセールスポイントは、ホームページ作成方法についてマニュアルがあること、メールアドレスを含む各種設定が簡単であること、容量が大きいこと、サブドメインが豊富であることで、初心者には使いやすいレンタルサーバーです。料金は月額263円と安い。
 ロリポップの詳細は、こちらから

さくらインターネット

  

 お勧めするさくらインターネットのレンタルサーバサービスは、次の2つです。
【ライト】
 容量5G、メールアカウントは無制限だが、メーリングリストは作成できない。
 独自ドメイン、マルチドメイン、CGI/SSI、ブログは利用できるが、MySQLやPHPは利用できない。
 私が勧めるこのサービスのセールスポイントは、料金は月額125円と安いこと。お金をかけないでホームページを作成したい人にはお勧めのサーバーです。

【スタンダード】
 容量30G、メールアカウント無制限、メーリングリスト可能、独自ドメイン、マルチドメイン、MySQLデータベース、CGI/PHP/SSI、ブログサービスが使える。
 ほとんどのサービスが使えて、料金は月額500円である。
 私が勧めるこのサービスのセールスポイントは、月額500円で、容量3G・ほとんどのサービスが使えることです。

 さくらインターネットは、レンタルサーバー会社としては、老舗であり、ネットワークのバックボーンもしっかりしているため、安心して利用できるサーバーです。それ故、個人で使うのもよし、仕事で使うのもよし。
 さくらインターネットのホームページから抜粋した記事を以下に掲載します。

 さくらインターネットの詳細は、こちらから

ミニバード

  

 ミニバードは、容量30G、メールアカウント500個まで作成できます。マルチドメインは50ヶ、サブドメインは1000ヶ、FTPアカウントはドメイン毎に設定できます。この値段で、この機能、容量では最強です。
 ミニバードはMySQLデータベース、 CGI/PHP/SSIが使えます。

 私が勧めるこのサーバーのセールスポイントは、機能面で費用対効果が1番であるということです。FTPアカウントがドメイン毎に設定できるという特徴があります(複数の人がそれぞれドメインを管理するには有効な機能です)。料金は月額263円と安い。唯一、メーリングリストが作れないことが欠点です。
 ミニバードの詳細は、こちらから

お勧め無料サーバ

制約事項

 無料レンタルサーバーは、無料のため、一般に以下の制約事項があることに留意してください。
 ◆ 広告が表示される
 ◆ メールが使えない

 無料のレンタルサーバーは、ホームページを作ったことの無い初心者が借りる場合にお勧めです。何せ無料でサーバーが使えるのですから。
 まずは、無料レンタルサーバーを使って実際にホームページを公開してみましょう。

land.to

 land.toは、容量100MでCGI・PHPが使える無料レンタルサーバーです。
 私が勧めるこのサーバーのセールスポイントは、CGI・PHPが無料で使うことができるという点です。
 有料版に切り替えることで、広告が表示されないサービスもあります。
 land.toの詳細は、ここから

FC2

 FC2は、容量1Gで広告のない無料レンタルサーバーです。
 私が勧めるこのサーバーのセールスポイントは、簡単にサーバーにファイルをアップロードできること、容量が1Gあること、広告が表示されない(ホームページ最下部に1行だけ『Powered by FC2』と表示)ことです。ただし、1ファイルの容量に制限があるので注意が必要です。
 FC2の詳細は、ここから

ロリポップのドメイン

ロリポップの無料ドメイン

 レンタルサーバーロリポップで使うことができる85種類のドメインを紹介します。ロリポップを使用する場合、このドメインの中から1つ選択し、これに自分の好きな名称を付けたサブドメインを利用することになります。

ドメイン名  読み方と意味
LOLIPOP.JP ロリポップ ぺろぺろキャンディー
PECORI.JP  ペコリ -
CAPOO.JP  カプー -
PUNYU.JP  プニュ -
PERMA.JP  パーマ パーマ
PUPU.JP  ププ -
CIAO.JP  チャオ あいさつ
LOVEPOP.JP  ラブポップ love + pop の俗語
CHIPS.JP  チップス フライドポテト
CANDYPOP.JP  キャンディーポップ candy + pop の俗語
JELLYBEAN.JP  ジェリービーンズ 豆形のキャンディー
HIPPY.JP  ヒッピー 自由な人たち
GIRLFRIEND.JP  ガールフレンド 恋人、彼女
BOYFRIEND.JP  ボーイフレンド 恋人、彼氏
LOLITAPUNK.JP  ロリータパンク パンキッシュな少女
NIKITA.JP  ニキータ 人名
COOLBLOG.JP  クールブログ かっこいいブログ
MAIN.JP  メイン 主な
HOLY.JP  ホーリー 聖なる
SECRET.JP  シークレット 秘密の
KILL.JP  キル やっつける
OOPS.JP  ウープス おっと!
LOMO.JP  ロモ -
MODS.JP  モッズ modernの略
HEAVY.JP  ヘビー 激しい, 重い
UPPER.JP  アッパー 上の
UNDER.JP  アンダー 下の
VERSUS.JP  バーサス 対
NOOR.JP  ノア 人名
CHU.JP  チュッ キスの音
MOO.JP  モー 牛の鳴き声
BOY.JP  ボーイ 少年
BOO.JP  ブー ブタの鳴き声
SUB.JP  サブ 潜水艦・代理
DAA.JP  ダー 掛け声
FEM.JP  フェム femaleの略
BUT.JP  バット しかし
PYA.JP  ピヤッ -
HER.JP  ハー 彼女の
BITTER.JP  ビター ほろ苦い
BLUSH.JP  ブラッシュ 明るいバラ色
PARALLEL.JP  パラレル 平行の
ICURUS.JP  イカロス 人名
WATSON.JP  ワトソン 人名
VIVIAN.JP  ヴィヴィアン 人名
RAINDROP.JP  レインドロップ 雨だれ
LOVESICK.JP  ラブシック 恋に悩む
SUNNYDAY.JP  サニーデー よく晴れた日
VELVET.JP  ヴェルヴェット ビロード・産毛
EGOISM.JP  エゴイズム 利己主義
WHITESNOW.JP  ホワイトスノー 雪白の
CATFOOD.JP  キャットフード ネコのエサ
MOND.JP  モンド -
FRENCHKISS.JP  フレンチキス フレンチキス
READYMADE.JP  レディーメイド でき合い
PENNE.JP  ペンネ パスタの種類
CHOWDER.JP  チャウダー 魚介のスープ
COCOTTE.JP  ココット 小さな器
PIGBOAT.JP  ピッグボート 潜水艦
LITTLESTAR.JP  リトルスター 小さい星
BABYBLUE.JP  ベイビーブルー 緑がかった薄い青色
BABYMILK.JP  ベイビーミルク 粉ミルク
ITIGO.JP  イチゴ イチゴ
GIRLY.JP  ガーリー お嬢ちゃん
PINOKO.JP  ピノコ -
BAMBINA.JP  バンビーナ 小鹿ちゃん
KIKIRARA.JP  キキララ -
PEEWEE.JP  ピーウィー ちっぽけな
CHEAP.JP  チープ 安っぽい
CUTEGIRL.JP  キュートガール 可愛い女の子
PARASITE.JP  パラサイト 寄生する
SADIST.JP  サディスト サディズム傾向のある人
MONGOLIAN.JP  モンゴリアン モンゴルの
NAMASTE.JP  ナマステ あいさつ
FOOL.JP  フール お馬鹿さん
HACCA.JP  ハッカ -
HIHO.JP  ハイホー -
PUSSYCAT.JP  プッシーキャット お人好しな女の子
GONNA.JP  ゴナ goを崩した言い方
PEPPER.JP  ペッパー コショウ
ZOMBIE.JP  ゾンビ 腐った死体
STRIPPER.JP  ストリッパー 露出の多い女性
STABA.JP  スタバ -
SCHOOLBUS.JP  スクールバス 通学に使うバス
FAKEFUR.JP  フェイクファー 偽物の毛皮

ドメイン取得

ドメインとは

 ドメインは、インターネットの住所のことです。
 同じ住所は世界で1つしかなく、先着順、すなわち、早いもの勝ちです。
 ドメインは、http://www.○○○.com の「○○○.com」の部分のことです。
 ドメインは、右側の「com」から読み取り、次に左側の「○○○」を読む。ドメインの読み取り方は、「com」のように、あらかじめ決められた文字から、「.」(「ドット」という。)を一区切りとし、左から右に向かって読み取ります。
 一番右側の「com」のことをトップ・レベル・ドメイン(TLD)と言い、左に向かって、セカンド・レベル・ドメイン、サード・レベル・ドメインといいます。
 トップ・レベル・ドメイン(TLD)は、「com」のように国や地域に関係のないgTLD(generic TLD)と、「jp」のように国ごとに割り当てられるccTLD(country code TLD)があります。
 我々が自由に取得できるgTLDには、次のものがあります。
 ◆ .com
 ◆ .net
 ◆ .org
 ◆ .info
 ◆ .biz
 ◆ .name

 gTLDの場合、これらのトップ・レベル・ドメインに続く、セカンド・レベル・ドメインは、以下のルールの範囲内で自由に取得することができます。
 ◆ 大文字・小文字の区別はない。
 ◆ ハイフン(「−」)は、最初の文字と最後の文字、3文字目と4文字目は使えない。
 ◆ 使用できる文字数は、英数字(a〜z、0〜9)で、3文字〜63文字。

 ドメインには、ドメイン所有者が自由にサブドメインを割り当てることができます。
 サブドメインは、http://www.△△.○○○.com の「△△.○○○.com」のことで、「△△」部分は、通常、ドメイン保有者が自由に名前をつけることができます。レンタルサーバ会社で「サブドメインが持てます」という意味は、そのレンタルサーバー会社でサブドメインを作るということです。
 レンタルサーバーを借りる場合、レンタルサーバー会社が保有するドメインを借りて、サブドメインを使いホームページを開く方法と、自分が持っているドメインをレンタルサーバー会社のサーバーに割り当てて利用する方法があります。
 無料でレンタルサーバーを借りる場合は、レンタルサーバー会社が保有するドメインに、「△△」を付けたサブドメインを使ってホームページを開設することになります。

ドメイン取得のメリット

 なぜドメインを取得するのでしょうか。それは、次のようなメリットがあるからです。
 ◆ ドメインをブランドとして使用できる。
 ◆ レンタルサーバー会社を変えても、ドメインは変わらないため、レンタルサーバー会社を自由に変更できる。
 ◆ 自分で好きな名前のサブドメインが作れる。

 長くホームページを公開するのならば、ぜひ、独自のドメインを取得することを推奨します。
 ドメインの取得は、早いもの勝ちのため、もし気に入った名前が誰も使用していない場合は、直ぐに使わなくても、ぜひ取得することを勧めます。できればブランド力を高めるために、お財布の許す限りセカンド・レベル・ドメインが同じで、トップ・レベル・ドメインが異なる以下のドメインの取得を勧めます。
 「.com」、「.net」、「org」、「info」
 例えば「.com」と「.net」を取得などです。

ドメイン取得のデメリット

 ドメイン取得のデメリットは、次のとおりです。
 ◆ 費用(維持費用)がかかる
 ◆ 取得者の氏名、住所、連絡先が公開される(個人情報が公開される)

 ドメイン取得には費用がかかります。「.com」、「.net]等は、比較的安く、業者によっては、年間1000円もしません。(「.jp」は年間3000円以上ですが・・・。)
 ただ、この費用よりも得られるメリットの方がはるかに大きいといえます。
 デメリットのもう一つの「取得者の氏名、住所、連絡先が公開される」ことについては、ドメイン取得業者によっては、業者の住所・会社名を公開するというサービスを行っているところがあります。このサービスを行っているドメイン取得業者でドメインを取得することで、個人情報の公開については回避できます。サービスの有無については、業者に確認してください。(業者のホームページ上でこのサービスの有無について記載されています。)
 これも、取得者自身の個人情報が公開されなければ、デメリットになりません。

ドメイン取得方法

 ドメインは、ドメイン登録(代行)業者に申し込むことで、誰でも取得できます。
 申し込みの手順は、次のとおりであり、どの業者も同じです。
 1.空きドメインを探す(取得したいドメインの登録状況を確認する)
 2.ドメイン登録(代行)業者に対して、取得したいドメインを申し込む
 3.ドメイン登録(代行)業者に取得費用(維持費用)を支払う(クレジットカード決済が多い)

ドメイン登録業者の選定方法

 ドメイン登録業者は、次の基準で選定することを勧めます。
 ◆ ドメインの年間費用が安いこと
 ◆ DNSサーバー設定がしやすい

 費用は、ドメイン登録業者によってバラバラです。費用が高いから良いというものではないため、できるだけ安いところで取得することを勧めます。
 DNS(Domain Name System)サーバー設定とは、ドメイン登録業者において、ドメインをどのレンタルサーバーに割り当てるのかを設定することです。これにより、ドメインがレンタルサーバーで利用できることになります。ドメイン登録業者とレンタルサーバー業者が同じ業者(系列が同じである場合を含む)の場合、このDNS設定は、利用者があまり意識することなく設定できます。ドメイン登録業者とレンタルサーバーは、同じ業者であることが望ましいといわれるのは、利用者が自ら設定しなくてもよいという便利さからきています。
 この登録作業は、難しいものではないため、ドメイン登録業者とレンタルサーバー会社は、必ずしも同一である必要はありません。
 ただし、ドメイン登録業者によってはDNSサーバー設定が他のレンタルサーバーに対して設定できないケースもあるため、ドメイン登録業者に対して確認が必要です。
 以下のドメイン登録業者は、自分で簡単にDNSサーバー設定ができ、かつドメイン取得費用も安価であるため、お勧めです。
 ◆ ムームードメイン
 ◆ お名前.com

 ちなみに当サイトのドメイン登録は、ムームードメインを使用しています。
 また、私が運営している別サイトのドメイン登録は、お名前.comを使っています。
 ムームードメインとお名前.comは、同じGMOインターネット(東証1部上場)グループのドメイン登録サービスです。
 ムームードメインの詳細は、ここから
 お名前.comの詳細は、ここから

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